仕事術

仕事が楽しくない人が「自分を知る」ことで仕事を楽しくする方法!

悩めるあなた
仕事が楽しくない…。やりがいがない…。転職した方が良いのだろうか?
現場マン
何をするにしても、まずは自分を知ろう!

すぐ転職とか絶対やったらだめだよ!

こんな疑問に答えます。

 

本記事の内容

  • そもそも仕事は楽しんで良いものなのか?
  • 仕事が楽しくない原因
  • 自分を知ることで仕事を楽しみ、やりがいを見つけられる
  • 自分を知って仕事に活かす方法

 

現場マン
この記事を書いている私(現場マン)は工場の現場に関わって10年以上が経ち、工場の様々な問題に対処してきました。

 

仕事が楽しくない、やりがいがないと感じている人のよくある悩みとして、「どうしたら良いのかわからない。」という点があると思います。

 

私も入社してしばらくは仕事が全く楽しくなく、やりがいなんて全くありませんでした。

「お金貰う為にやってるんだし、楽しくないのは当たり前なんだろうな。」なんて考えていました。

 

しかし、あることをしてから仕事が楽しくなりました。

月曜日が来るのが楽しみとまでは言いませんが、嫌ではなくなりました。

これまで嫌だと思っていたものが「自分を知ること」によって嫌ではないと気づいたからです。

 

今回は、自分を知ることで本当は何がしたいのか?

何が好きで嫌いなのか?を知る方法を解説します。

 

もちろん、全ての仕事がこれで好きになれるわけではないでしょう。

 

しかし、好きではなかったとしても、「何をしたいのか?」を知れば、次にどうすべきかも見えて来ます。

だから、「自分を知ること」がまず行うべきことなのです。

 

私も同じ悩みを持ったことのある人間として、この悩みは非常に重たいことも知っています。

でも、私も経験して乗り越えてきたからこそ伝えられると思います。

 


そもそも、仕事は楽しんでも良いものなのか?

 

人によっては、「仕事が楽しいなんてあり得ない。それは仕事じゃない。」とまで言う人もいます。

その人にとってはそれは真実なのかもしれませんが、「仕事」の成果の面から考えると私には明らかに間違って見えます。

「楽しむ」という意味の解釈が違うのかもしれません。

 

この記事での「楽しむ」とは、

適当にやって遊ぶという意味ではなく、真剣に行うことで楽しむの意味です。

要はやりがいがあるかどうかということです。

 

仕事とは「求められる成果をあげること」です。

 

例えば、コンビニの店員はレジ打ち含めた顧客対応や店の維持などを行います。

楽しんでいようがいまいが、コンビニ店員として求められた仕事を行うわけです。

成果をあげさえすればどっちでもいいわけです。

 

このように、楽しんでいるかどうかはどちらでも良いのです。

 

睡眠を除いた人生の半分以上を費やすのが仕事です。

だから仕事を楽しむかどうかは人生の幸福度にも直結します。

どちらでも良いのだったら、楽しんだ方が良いに決まってます。

楽しんでも良いのです。

 

仕事が楽しくない原因

人それぞれ、仕事が楽しくない原因というのはあると思います。

 

この記事では「仕事自体が楽しくない」という点にフォーカスします。

多少人間関係や職場環境が悪くても、仕事自体が楽しければ何とでもなる場合がよくあるからです。

 

もちろん、限度があるのは分かった上での話です。

どんなに仕事が好きでも人間関係最悪であれば、楽しくなくなるでしょうし、拘束時間が長すぎればしんどいでしょう。

その辺の極端な条件というのは除外します。

そういう極端な環境にいるのであれば、出来るだけ早く環境を変えるべきです。

 

そのうえで、仕事自体が楽しくない原因について考えていきます。

仕事が楽しくない原因とは仕事をした時に「自分の求めているもの」と「得られるもの」に違いがある場合です

 

例えば、自分が求めるものが「人からの感謝」だったとします。

何か仕事をした時にありがとうと言ってもらえる仕事であれば、それは満たされます。

しかし、そうではなければ、仕事は楽しくないでしょう。

 

人には、このような求めているものがたくさんあるのです。

「知識・経験を得ること」だったり、「大きなものを作り上げること」だったりと、千差万別です。

「結果が出ること」もあります。

 

自分の中で、こういうものが得られると楽しい、と感じる項目がたくさんあるのです。

 

そして、それは自分が意識出来ているか意識できていないかは関係ありません。

ただ単に、自分が求めているものを受け取った時に楽しさややりがいを感じるのです。

 

仕事を楽しくするには、「自分を知ること」

 

仕事を楽しくするための「自分を知るとは?」

いきなり「自分を知る」といわれても、あいまいで意味がよくわからないと思います。

要は自己分析のことです。

(この言葉は就活のイメージであまり好きではないのですが…。)

 

ここでいう、自分を知るのは次のような意味になります。

 

自分を知るとは?

  • 自分が「何」に「興味を持つ」のか?
  • 「何」を「楽しい」と感じるのか?
  • 「何」を「楽しくない」と感じるのか?
  • 「何」が「嫌」なのか?

などの、「何に対して自分がどう感じるか?」を知ること

 

これを何となくではなく、はっきりと自分で知るのです。

自分を知ることで、普段の仕事の中で何が楽しくないのか、どうすれば楽しくなるのかを考えられるようになります。

 

逆に、自分を知らず、何に興味を持つのかもわからずに適当に次の仕事を探していたら、偶然自分に合う仕事に出会えるのを祈るしかありません。

その為にいちいち仕事を辞める、始めるを繰り返してたら厳しいですよね。

 

そういう意味でも、自分を知り、どうすれば良いのかが分かるようになることはとても重要なのです。

 

そして、自分を知ることで何が好きで何が嫌いかをしっかりと認識できるようになります。

ただ何となく嫌いなのではなく、具体的にどの部分が嫌いなのかを考えることが出来ます。

嫌いな仕事の中にも好きなものが隠れているのが見えるようになるのです。

 

そうする事で、嫌だと思っていた仕事でも楽しい部分を見つけたり、やりがいを見つけることが出来るようになります

仕事の見方を変えることが出来れば、仕事のやり方を変えられ、楽しい部分を大きくすることもできます。

そうなれば、嫌いな仕事がいつの間にか好きな仕事に変わっていくのです。

 

仕事を楽しくする「自分を知る」の例

例えば、自分について考えて、自分の中に次の2つの性質があることを知ったとします。

 

  • ①:コツコツ積み上げるのが楽しい
  • ②:人に色々言われるのが嫌

 

自分にこの2つの性質があることを知ったら、今の仕事が楽しくないとしても、なぜ楽しくないかを考えることができます。

 

「今の仕事が楽しくないのは、人から色々言われるのが嫌だからだったのか。」

「でも、この仕事は積み重ねてどんどん良くすることも出来るから、そういった意味では好きな仕事なのか。」

 

このように、嫌だと思っていた仕事にも、好きな側面と嫌いな側面の両方があるのに気付けます。

 

嫌いな側面しかない場合というのは基本的にありません。

考えがまだ足りないのでしょう。

そして、必ず好きな部分があるので見つけましょう。

 

好きな部分、嫌いな部分に気が付いたら、次はそれに対処していきます。

 

「人から色々言われるのは何でだろうか?」

「言われてから仕事に手を付けるからか。だったら、言われる前に先にやってしまえばいいのか!」

 

こうやって、嫌いな部分をどうやって避けるかを考えます。

その上で、好きな部分をより行う為にはどうすれば良いかを考えればいいのです。

 

「積み上げを目に見える形にしていけば、積み上げる楽しさが倍増するかも。」

「だったら、どこまで積みあがったかの成績を自分でつけよう!」

 

こうやって仕事のやり方を変えていくことで、嫌な仕事を好きな仕事に変えていけます。

ポイントとしては、あまり考えすぎないことです。

全ての仕事を好きになることなんてのはあり得ないので、「好きな部分を探す努力をしてみる」程度で考えてみましょう。

 

ちなみに、私は今こうやってブログを書いていますが、以前なら「文章を書くなんてあり得ない!」と思っていました。

この場合の私自身の性質は、次の通りです。

  • 嫌い:文章を書くこと
  • 好き:コツコツ積み上げること、自分で思うように決められること、人の役に立つこと

 

嫌いと好きの両方を見たとき、ブログを書くことには、自分にとってこんなに好きな部分があるのかと驚きました。

そして、こんなに好きが重なるものもなかなかないと思い、始めてみました。

 

最初は1記事書くのもつらかったですが、好きな面がちゃんとわかっていたので続けられました。

しかも、笑えるのは嫌いだと思っていた「文章を書くこと」自体がだんだん好きになっていることです。(好きと上手はまた別物です。)

 

こんな感じで、楽しいも楽しくないも自分の考え方次第で変えられます。

 

もちろん、程度の問題もあります。

全てが嫌いから好きに変わるわけではないですし、明らかにおかしい仕事、職場も世の中にはあります。

 

そういったものには早めに見切りをつけて次に行きましょう。

しかし、どちらに行くにせよ、「自分を知ること」はプラスになります。

だから、自分を知って仕事を楽しくしましょう。

 

仕事を楽しくする3つの手順

 

では、仕事を楽しむために実際にどうやって自分を知るのか?仕事に生かすのか?を解説します。

手順は次の通りです。

 

仕事を楽しくする手順

  • 手順①:自分がどんな時に楽しい、やりがい、嫌いだと感じたのかを思い返す
  • 手順②:それに仮説を立て「何」を検証する
  • 手順③:自分の仕事の中でその「何」をする方法を考え、仕事のやり方を変える

 

順に解説します。

 

仕事を楽しくする手順①:自分が何かを感じた時のことを思い返す

まずは、これまでの自分がどんな時に何を感じたのかを思い返します。

次の3つの質問をじっくりと考えてみましょう。

 

  • 好きだと感じた時
  • 嫌いだと感じた時
  • やりがいを感じた時

 

それぞれいくつかのエピソードが出てくると思います。

仕事でなくても大丈夫です。

趣味、遊びに行ったとき、家庭での出来事、なんでもOKです。

 

自分の心がそう感じたときを思い出します。

それぞれメモしておきましょう。

 

仕事を楽しくする手順②:仮説を立て「何」を検証する

エピソードがいくつか出たら、それを深掘りしていきます。

その時のエピソードの中で仮説を立てて「何」にどう感じたのかを検証してみます。

 

例えば、ゲームが好きだと答えたとします。

その場合、次のことを徹底的に考えます。

  • ゲームの何が好きなのか?
  • どうして好きなのか?

さらに、これを考える時に、仮説を立てます。

  • 「もしこのゲームがRPGじゃなくてアクションだったら面白いと思うのか?」
  • 「このゲームに点数の表示が無かったら面白いと思うのか?」
  • 「もしこのゲームがとても簡単だったら面白いと思うのか?」

このような仮説を立てることによって、自分が「何」に反応したのかを検証します。

  • 点数を上げるのが好き
  • ギリギリの状況で敵と戦うのが好き
  • 出来なかったことが出来るようになるのが好き

などを考えていきます。

さらにそれを次のように抽象化していきます。

  • 積み上げるのが好き
  • 競うのが好き
  • 成長するのが好き

 

同様に嫌いなものも「何」が嫌いなのか?どうして嫌いなのか?を考えます。

やりがいを感じたものも同じです。

いくつかのエピソードから、共通するものが出てくることもあれば、全く別である場合もあります。

とにかく、自分が納得するまで考えてください。

 

仕事を楽しくする手順③:自分の仕事の中の共通点を考え、仕事のやり方に反映する

自分が見つけた「何」をどうやって仕事に活かすかを考えます。

 

  • 自分の見つけた「好き」を大きくするにはどうすれば良いのか?
  • 自分の見つけた「嫌い」を無くすにはどうすれば良いのか?

 

ここは柔軟に考えていけばおのずと答えが見えてきます。

仕事全てが楽しくない、と考えることに蓋をせずに、じっくりと見つめなおしていきましょう。

 

例えば、積み上げるのが好きなら、やった分を可視化して積み上げ具合が分かる様にします。

成長を感じたいなら、時間を測ってみるのも良いと思います。

 

こんな感じで、自分が楽しくなるようにしていくことで、前向きに仕事を捉えられるようになり、楽しく仕事が出来るようになります。

 

「仕事が楽しくない」に追いつめられる必要はない

ここまで、仕事を楽しくするためについて書いてきましたが、一つ注意点があります。

それは、どうしても仕事は楽しくないとダメなわけではありません

 

現実問題、楽しくない仕事をしている人もたくさんいます。

むしろ、楽しくない人の方が多いでしょう。

 

仕事以外の趣味や遊びに人生をかけている人もたくさんいます。

仕事の時間を我慢の時間と割り切っている人もいます。

 

人生人それぞれです。

他人と比べてどうこう考える前に、自分がどうしたいのかをしっかりと考えましょう。

 

もちろん、楽しい方がいいのは間違いありません。

でも、楽しくないからといって「楽しめてない自分はダメなんだ…。」と自分を追い詰める必要は一切ないのです。

そういう人もいるし、そうでない人もいる、くらいに考えておきましょう。

 

最後に

 

以上のような3つの手順で、自分を知り、仕事に活かすことが出来ます。

私自身、これをおこなったことで、嫌で嫌で仕方なかった仕事が半年程度で好きになってしまいました。

私ほど極端な変化はないかもしれませんが、少なからず変化はあるので、ぜひ一度試してみてください。

 

その他にも、社会人として知っておいて欲しい記事がこちらです。

勉強する事の重要性を書いています。

社会人が勉強しないとどうなるの?3つの側面から大損する理由を解説

 

 

それでは、今日も一日ご安全に!

 

 

 

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  • この記事を書いた人

現場マン

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