こんな疑問に答えます。
本記事の内容
- 「マネジメントの要になるもの」を知る事でより成果が上がる
- マネジメントの要を見つければ、成果をあげる能力をより高められる
- 苦手な分野への対応法
マネジメントについては並々ならぬ興味があり、猛勉強して実践して、その能力をたたき上げてきました。
マネジメントに関して悩んでいる人の悩みとして、「マネジメントのコツとかポイントってあるのだろうか?」という点があります。
私自身、以前はマネジメントなんて何も知りませんでした。
それこそ「人を管理する事でしょ?」程度の薄っぺらな状態でした。
「マネジメント」自体が、世間でもかなりあいまいに捉えられているので、余計に分かりにくいのもありました。
しかし、「マネジメント」自体に興味はあったので勉強をしていきました。
その勉強した内容を現場で実践してきたことで、段々とコツがわかってきました。
今回は、そんなマネジメントのキモというか、要になるポイントについて解説します。
目次
「マネジメントの要」を理解すると、より成果が上がる
マネジメントの要を考える事は、より成果を上げる方法を考える事になります。
マネジメントとは何か?
まずは「マネジメントとは何か?」についておさらいしていきます。
マネジメントとは?
組織に最高の成果をあげさせること
決して、「管理する事」がマネジメントではありません。
要するに、組織が最高の成果をあげるために必要な事をおこなっていくのがマネジメントの本質です。
管理は成果をあげる為の手段の一つでしかありません。
まずは、ここを勘違いしている人がかなり多いので、ここをしっかりと抑えましょう。
マネジメントの要が成果をあげる
そして、「あなたのマネジメントの要」は、あなたとあなたの組織が最も成果を上げられる得意分野の事です。
- 人
- モノ
- カネ
- 技術
- 問題解決能力
- 新規立ち上げ
- 改善
- IT
あなたがマネージャーなら、その組織で何をどのように行えば最も成果が上がるのかを理解する事です。
あなたとあなたの組織の主力武器をはっきりと理解しましょう。
そうする事で、自分がどんなマネジメントをすべきなのかが見えて来ます。
例えば、私の場合は、「人」と「改善」です。
この2つの分野を活かす事が最も成果につながると考えています。
そして、この2つが私自身の得意分野です。
その為、人を活かすためにどうするか?どうやって改善を進めるか?が私のマネジメントの主テーマになっています。
得意な分野で戦う
このように、自分が最も成果を上げられるポイントで「どうやって成果をあげるか?」を考えていく事がマネジメントで成果をあげるコツです。
もちろん、苦手な部分もありますので、そういった部分は他の人に任せます。
あなたの強みが120%発揮できる環境を作り上げるのです。
決して苦手な分野で頑張ってはいけません。
苦手な分野で頑張ると、その労力に見合った成果を上げる事が出来ません。
ハンターハンターに出てくる、天空闘技場でヒソカにやられた、強化系なのに別の系統の能力習得した人と同じですね。
カストロさん…。
だったら、得意な分野で勝負した方がより成果を上げられますし、それに、やっぱり成果が上がる方が面白いですよ。
もちろん、得意分野は人によって異なります。
今まで強みを意識したことが無い人にはちょっとピンと来ないかもしれませんが、とても大事な事なのでじっくり自分と向き合ってみましょう。
今まで仕事をしてきて、特に頑張ったわけでもないのに簡単に成果があがってしまった分野を思い返してみましょう。
当たり前すぎて自分ではピンと来ないかもしれませんが、おそらくそれが得意分野です。
マネジメントの要を見つければ、さらに鍛え上げられる
以上のような、マネジメントの要となる分野を見つけると、さらにもう1ステップ上に行けます。
というのも、得意分野を認識する事で、その得意分野をさらに伸ばす方法を見つけられるからです。
得意分野でもまだ手を付けていない部分や、得意な部分をさらに伸ばしていきます。
もちろん、得意な分野なので伸びやすく、伸びしろも大きいのがメリットです。
例えば、「人」が得意分野なら、もっと人を活かすにはどうすれば良いか?を考えられます。
「人をその気にさせる方法」を考えるのです。
「人をその気にさせる」のにも、たくさんのポイントがあります。
話術、信頼される行動のとり方、任せ方など色々あります。
得意分野を認識する事で、こういった事を学ぶ事が出来るようになるのです。
私自身、この分野を伸ばすために話し方の勉強をしています。
このようにして、自分の得意分野をさらに伸ばしていく事で、より成果を上げられるようにしていきます。
得意分野を伸ばす2つの方法
得意分野を伸ばす方法についても解説します。
伸ばすと言っても具体的にはその分野次第で千差万別なので、どの分野にも共通する部分について解説します。
方法は、「学習」と「実践」です。
古典的とも言えますが、近道はありませんので、日々たんたんと積み上げていくしかありません。
- 「学習」:本を読む、周囲の人で参考になる人から吸収する
- 「実践」:自分で実際にやってみる
「学習」は、本を読む場合は、その分野の本をネットで検索して、5~10冊程度読み漁ります。
そうすると、ポイントが見えて来ます。
もちろん、もっと詳しく知りたければもっと多くの本を読んでみればいいと思います。
得意な分野なので、割とすんなりと頭に入ってきて、苦にならないと思います。
もう一つの学習の方法は周囲の人で、その分野のレベルの高い人から吸収する方法です。
直接教えを乞うのも良いですし、教えてくれなそうな人であれば、盗んでしまいましょう。
いずれにせよ、レベルの高い人のその分野の行動、発言、考え方を吸収していきます。
そして、「実践」は学習したことを小さな範囲でいいので実践してみることです。
社会人になると、実践の無い学習は無意味になります。
色んな理由がありますが、ここでは、「実践の無い学習は無意味」とだけ覚えておきましょう。
いずれにせよ、学習したことをどんどん実践してください。
このようにして、「学習」し、学習したことを「実践」して得意分野をさらに伸ばしていきましょう。
最後に
今回はマネジメントの要について解説しました。
私は大企業に勤めていますが、マネジメントの要を理解して行動している人はこれまで自分以外に一人しか出会った事がありません。
自分の何が得意で、それをどう生かすのかを全く考えてない人がほとんどです。
だから、これを理解して実践すれば、周囲にも大きく差をつけることも出来ます。
いずれにせよ、かなり有効な手段なので、ぜひ実践していきましょう!
勉強についてはこちらの記事もお薦めです。
それでは、今日も一日ご安全に!