でも、勉強って別に本読んだり机に向かうことだけじゃないよ!
こんな疑問に答えます。
本記事の内容
- 勉強をオススメする理由
- 本や机が嫌いでも勉強できる方法
- 本や机に向かう必要はないのか?→したくないならしなくて良い
勉強はもともと嫌いでした。
勉強しろと言われている人の悩みとして、「実際勉強ってした方がいいの?」という点があると思います。
私は学生時代から勉強が好きではなく、いかにさぼるか?いかに勉強しないで乗り切るか?ということばかり考えていました。
なので、社会人になってから「家でも勉強するなんてあり得ない!」と思っていたタイプです。
そんな勉強嫌いの私が、どうして「勉強した方が良い」派になったかというと、嫌いなのは勉強じゃないことに気づいたからです。
勉強の本質とは何なのか?を知ることで勉強は面白いことだと知りました。
今はまだ「そんなわけないだろ!」と思うでしょうが、この記事を読めばその意味が分かってもらえると思います。
勉強嫌いだった私が見つけた、「勉強の本質」について解説しようと思います。
そして、始めに言っておきますが、はっきり言って勉強しないと話になりません。
でも、勉強ってそんな嫌なことではないですよ。
目次
勉強嫌いが最初に知るべきこと
勉強とは、「わからないことを知ること」
まず、私のいう「勉強」とは、本を読むことや机に向かうことだけではありません。
もちろん、それらも勉強の一部ですが机や本はあくまでも「勉強の手段」です。
勉強の本質は「わからないことを知ること」
人に聞くのも、ネットで検索するのも、自分で色々な物を見てみるのも「勉強」です。
例えば、趣味の事についてネットで検索するのも勉強なわけです。
勉強嫌いの人は「勉強」と聞くとどうしても堅苦しいイメージを持ってしまいがちですが、このように考えてみるとすごく気が楽になりませんか?
そういう意味で、勉強はした方が良いのです。
勉強嫌いでも勉強すべき3つの理由
一般的には、「将来の役に立つから」なんて言われますが、私の場合はそれはピンときません。別の理由です。
3つの理由がありますが、結局は全て次のたった1つのポイントにつながっています。
面白いから!
結局はこれです。面白くなきゃ勉強じゃないと思います。
では、3つの理由です。
勉強すべき3つの理由
- 理由①:好奇心を満たすのは気持ちいい
- 理由②:仕事や人生に役立って、面白くなる
- 理由③:評価されるので、面白い仕事が回ってくる
勉強すべき理由①:好奇心を満たすのは気持ちいい
まずは何といってもこれです。結局人生はどう面白おかしく生きるのか?です。
仕事を退屈と思うのは人生の無駄
仕事が退屈なものと考えて1日8時間過ごすのは人生の大半を捨てるようなものです。
どうせなら仕事中も面白おかしく過ごしたいですよね?
それを解決するのが「勉強」です。
仕事の中で興味のあること、面白そうだと思うことをピックアップしてもっと詳しく知るのです。
「あの設備はどういう原理で動いているのだろう?」
「何でこういう事が出来るのだろうか?」
こんな疑問に対して、「へえ、そうなんだ!」と思えることは単純に面白いですよね?
こんな風に「勉強」というのは、好奇心を満たしてあげることなのです。
勉強すべき理由②:仕事や人生に役立って、面白くなる
勉強することで色々なことに生かせるようになります。
仕事であれば、そのバックグラウンドの知識を得ることによって
- 「なぜ?」
- 「どうすれば良いの?」
こんな疑問に答えられるようになり、より良い解決策を見つけ出せます。
こうなると、仕事も自分でコントロールできる部分が増えて面白くなります。
勉強すべき理由③:評価されるので、面白い仕事が回ってくる
最後は、仕事に対する知識や実力が上がっていくので「あいつはデキる奴だ!」と評価されます。
そうすると、面白い仕事自体が自分に回ってくるようになります。
ただ作業をするだけだったのが、設備の保全を任されたりするようになったりするわけです。
しかも、これは自分の興味のある分野を勉強しているので、好きな部類に入るものです。
好きな仕事が回って来るというのは面白いですよね。
このような3つの理由があって、勉強する事は面白いのです。
プライベートは犠牲にすべきか?
もちろん、自分のプライベートの時間を削ってまでやりなさいと言うつもりは全くありません。
私の場合は自分の好きな事だけ勉強してるので、プライベートか仕事かはどうでも良いのです。
だって、自分で好きでやってますからね。
犠牲にするという考え方もちょっと違うなと思っています。
仕事もプライベートも関係なく、面白いならやるし、つまらないならやらない。
人生に面白さを与えてくれるかどうかで決めれば良いと思いませんか?
勉強嫌いでも仕事の勉強ができる4つの手順
何をどうやって勉強していくのかを解説します。
勉強する4つの手順
- 手順①:面白い、興味のあることに目を向ける
- 手順②:それを調べたり、知る方法を見つける
- 手順③:学ぶ
- 手順④:実践する
勉強する手順①:面白い、興味のあることに目を向ける
仕事の中で、面白いこと、興味のあることを探してみます。
自分はどんなことに好奇心を持つのかを考えてみてください。
余計なことは考えない
どうしても、せっかく勉強するなら役に立つものをやろう!と思ってしまいます。
でも、これから勉強を始める段階では、そういうのは要りません。
ただただ、自分に興味のあることだけに目を向けてください。
いきなり余計なことを考えると、後で嫌になります。
勉強する手順②:それを調べたり、知る方法を見つける
勉強したいことを決めたら、それを勉強する方法を見つけます。
机や本が嫌なら、詳しい人に聞いてみるとか、ネットで調べてみるのも立派な勉強です。
勉強する手順③:学ぶ
方法を見つけたら学び始めます。興味の赴くままに進めましょう。
とにかくやってみるのが大事です。
勉強する手順④:実践する
学んだことを活かしましょう。
この「実践」というのが最も重要です。
社会人になると、使わない知識はすぐに消えてしまいます。
私の場合、20代の頃に会計の知識を勉強してみましたが、その時だけでした。使わない知識を勉強しても覚えられませんでした。
こんな感じで志高く勉強してみましたが、何の効果もありませんでした。
「へえ!」で終わらずに学んだことを実践してみましょう。
勉強する時のコツ
「面白いと思うこと」と「使うかどうか」の2つがないとダメ!
勉強は面白くないと続きません。
世の中には面白いことがたくさんあるので、そちらに負けて勉強しなくなってしまいます。
これだったら面白そうだな、と思うことだけに絞りましょう。
先ほどの私の経験のように、使わないものは勉強しても覚えられないし、仮に覚えたとしても使わないので意味がありません。
勉強する内容はこの2つを満たさないと続きません。
せっかく時間を使って勉強するのでしっかりと自分のプラスにしましょう。
勉強の具体例:工場の設備を勉強したい
工場でよく聞くのは、「(漠然と)設備に詳しくなりたい」といったものです。
これはただ学ぶだけでは続かないし、役に立ちません。
実際にそれを言った人がいて、「勉強するならアドバイスするよ」と答えましたが、結局それで終わりでした。
こんな人は結構多いんじゃないかと思います。
ではどうすれば良いか?
まずは、自分の興味のある設備を1つだけ選びます。
そしてそれを学んでいきます。
どういう原理なのか?を学んだり、実際にその設備をバラしてみたり、機械の構造を眺めて1つ1つの部品の役割を考えてみたりします。
そして、勉強中の段階からこの設備の保全や点検を担当したいと伝えておけば良いのです。
そうすれば、興味があるもので、覚えなければいけないので、確実に身になります。
こんな感じで勉強していくです。
勉強嫌いの疑問:本や机に向かう必要は本当にないの?
したいと思ったらすればいいし、そうでなければしないでいい
本や机で勉強することにも大きな効果があります。
特に、自分の職場以外の知識が入手できるので、非常に素晴らしいものです。
だから、勉強方法の1つとしては超オススメではあります。
でも、本が嫌いな人は本を読むこと自体が面白くないので、それが嫌で勉強を辞めてしまったら本末転倒です。
勉強を続けていくと「もっと学びたい!」という欲が出るので、そうなった時に本を読んででも知識を吸収したいと思えば、読んだらいいのではないでしょうか?
ムズかしく考えず「面白いことを突き詰める」ことを考えていきましょう。
最後に
勉強というのは嫌いな人にとっては、その言葉だけで嫌なものです。
でも「知りたいことを知る」という意味では誰もがやっていることですし、面白いものです。
「言葉だけで嫌いという印象を持たずに、知りたいことを知る面白さを追求する。」
というつもりで勉強をしてみてはいかがでしょうか?
もう、そのやり方は知っています。あとはやるかやらないかだけです。
いかがでしょうか?勉強したくなってきましたか?
もしそうなら幸いです。
それでもまだ腰の重い方は、勉強しないとどうなるかを書いたこちらの記事がオススメです。
それでは、今日も一日ご安全に!